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「獣になれない私たち(けもなれ)」の松田龍平(恒星)に見る「ハゲタカ」における西野治の面影

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けもなれとは?

下馬評がとても高かった「けもなれ」こと「獣になれない私たち」。ガッキー(新垣結衣)のと松田龍平という人気者に加え、逃げ恥でその実力を世に知らしめた野木亜紀子氏の脚本。これでヒットしないわけがない、と誰もが思った。だが、現実は厳しかった。

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恋愛ドラマはヒットしない?

近年、恋愛ドラマはヒットしないと言われている。あえてそこに挑戦したことは評価したい。だが、脚本もさることながら演出がちょっといただけない。Twitterを見ていても演出に関する残念な感想がちらほら。

なかでも当方が最も酷いと思ったのは第5話。ガッキーが笑顔で「幸せなら手を叩こう」を小声で歌っている。歌に合わせるようにして、手を叩く音。脚本にどのように記載されていたのか、かなり疑問である。

ちょっと調べただけでも↑のような書き込みがすぐに見つかった。同じように考えている人はきっと少なくない。このまま同じような演出で突っ走るのなら、「けもなれ」は残念な結果になること間違いなし、だろう。今からでも軌道修正はできるはずだ。できれば、「高嶺の花」みたいになってほしくない。

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ハゲタカに似ている?

先日(11月21日)放送された第7話冒頭の恒星(松田龍平)と晶(新垣結衣)のやりとりが妙に「ハゲタカ」に似ていた。以下、その場面の引用。

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「会計士兼税理士って札束持ち歩くような仕事?」

恒星「だから、悪いお金だって。粉飾した税務申告書類に印鑑押すかわりにもらった金」

「それ絶対にやらないって言ってなかった?」

恒星「脅迫されてるんだよ。やむを得ない事情で一度だけ粉飾に加担したことがある。それをネタにされて抜け出せない」

「粉飾って、それどれぐらいの罪?」

恒星「刑事罰になるかはケースバイケースだけど税理士としての信用は確実に失うね。命があっても、人生終わり。人生の残り時間を引き延ばすためには苦しくても続けなくてはならない。だが、しかし。その男は反乱を起こす。原発からプルトニウムを盗みだし自宅で爆弾を作り」

「ん?」

恒星「作った爆弾で逆に相手を脅迫してやる」

「は!」

恒星「長谷川和彦監督の『太陽を盗んだ男』。80年代くらいの映画?」

「映画の話?」

恒星「うん、映画の話」

「どこから?」

恒星「全部」

「・・・」

恒星「この300万は呉羽に貸すために銀行からおろしてきた普通のお金」

「まじめに聞いて損した」

恒星「まじめに話さないだろ、酒の席で」

「そういうところじゃない?」

恒星「うん?」

「そうやって呉羽さんとまじめに話してこなかったから、今こうなってるんじゃない?」

恒星「まじめな話・・・。じゃあ、自分は?

「うん?」

恒星「自分は話して来たのかよ?京谷と。本音で話して来なかったから今こうなってんじゃない?」

「はじめは話してた。自分の家のことも話したし。初めて・・・やめた」

恒星「やめんなよ。リハビリ」

「リハビリ?」

恒星「本音のリハビリ」

「すっごい恥ずかしいこと言っていい?」

恒星「はい」

「京谷が初めての人だったんだよね」

恒星「(!!!)」

「ん?あ、ちがう。その初めてじゃない」

恒星「ん、なにが?」

「すぐそうやってやらしい方に考える」

恒星「いやいやいや。今のは普通にそう捉えるでしょ。誰でも」

「そうじゃなくて。だから、京谷と出会って、生まれて初めて人に愛されるってこういうことなんだぁって思って・・・思ったの。で、今この通り。笑っていいよ」

恒星「ふふふ」

「笑うな!!」

恒星「いやぁ、だけど。晶さんにそんな風に思わせるなんて、京谷もすげえな」

「また、バカにして」

恒星「いや、まじめな話」

「うん・・・」

恒星「帰りますか?」

「うん」

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つづいて、ハゲタカ第5話。敵対的買収をされそうな大空電機のホワイトナイトとして名乗りを上げた西野治(松田龍平)。三島由香(栗山千明)のニュース番組に出演した際、由香の過去を暴露する。番組終了後、由香が西野に詰め寄ったシーン。

由香「どういうつもり?」

西野「よかったでしょ、今の。数字がぐんと上がったにおいがするよ」

由香「なんであんなこと言ったのよ」

西野「だって事実じゃない」

由香「私の話は関係ないでしょ」

西野「本当に?本当にそう思っているの?いつも質問ばっかりしてるけどさ、自分の胸に問いかけたことはあるの?俺は正直に生きたいだけだよ」

由香「・・・」

どちらの作品でも松田龍平が言いたいのは、「で、あんたはどうなの?」ということである。確かに、自分のことは棚に上げて他人に詰め寄る人間はいる。そういう人間たちにここまで強く切り込めたらいいなぁとも思う。いずれにせよ、「我が身の臭さ知ることなし」というメッセージが松田龍平に寄って発せられていることは確か。いつの時代もドラマにおけるメッセージは普遍的、なのかもしれない。

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